くらた医院で「シミ」や「肝斑」のレーザー除去施術を行う方への美肌内服治療薬『びはだセット』。
レーザー後のシミの再燃をおさえる目的で施術終了後も『びはだセット』を服用していただいていますが、
基本的には副作用が少ない薬でもあることから
アフターケアの期間(レーザー施術終了後)の2ヶ月が経過しても
長期服用を希望されている方が多いのが現状です。
わかります。その気持ち。
一度レーザーで「シミ」や「肝斑」を除去したら2度とできてほしくないですから、
未然に防げるのならば、服用は続けたいですよね。
なかでも『トラネキサム酸』は、
メラニンの元となるメラノサイトの活性化を促すプラスミンの働きをブロックする美白効果がある成分として、
厚生労働省が認め、シミ治療にも処方するようになったため
なおのこと手放せません(⌒-⌒; )
いくら副作用が少ないとはいえ、『トラネキサム酸』は
元々は湿疹やじんましんなどの炎症を抑えたり、分娩や抜歯などの止血を行う「止血剤」としての医薬品です。
長期投与による血栓リスク等が懸念されます。
リスクを最小限に抑えるためにも
いつかは「びはだセット」の服用は卒業しなければなりません(泣)
ではどうすればいいの?
代用としては『トラネキサム酸製剤』があります。
くらた医院では5%配合の
「トラネキサム酸ローション」と「トラネキサム酸クリーム」を販売しています。
この『トラネキサム酸製剤』は市販の医薬部外品でも販売していますが、多くが2%程度の配合です。
5%配合できるのは美容皮膚科処方のみです♪
そして
びはだセット
「ビタミンC(シナール)」と「ビタミンE(トコフェロール酢酸エステル)」の代用として、
くらた医院ではプロティアドクターズサプリ『A+C,E』をご案内しているのですが、
お薬ではなく「サプリ」ということもあり、敬遠されてしまいます💦
ご存じですか?「ドベネックの桶」
〜 植物の成長を桶の中に張られる水に見立て、桶を作っている板を養分・要因と見立てる。
これならば、たとえ一枚の板のみがどれだけ長くとも、
一番短い部分から水は溢れ出し、結局水嵩は一番短い板の高さまでとなる。〜
これは「リートビッヒの最小律」という
植物の生長速度や収量は、必要とされる栄養素のうち、
与えられた量のもっとも少ないものにのみ影響されるとする説を
わかりやすく解説したものであります。
これらのことから人間も植物と同様で、
💡人の体に必要な栄養素の三大栄養素(タンパク質・脂質・炭水化物)とビタミン、
ミネラルの中から一つの栄養だけをたくさん摂るのではなく、
バランスよく全ての栄養を摂ることが大事であるということ。
💡いずれか一つの栄養素が不足すると健康な状態はキープできないため、
全ての必要な栄養素をバランスよく補給することが肝心である。
ということなのです。
それでもやはり「お薬」と「サプリ」を比較すると、薬として処方される
びはだセットの「ビタミンC」(シナール)や
「ビタミンE」(トコフェロール酢酸エステル)のほうが含有量が多いから・・とついつい選びがちですが、
先ほどのドベネックの桶を例に「栄養バランスの重要性」として考えたら、
当院でオススメしているプロティアドクターズサプリ『A+C,E』でも充分!補えるのです。
ではなぜ、プロティアドクターズサプリ『A+C,E』がいいのかというと
「ビタミンA」が高用量に配合されているからということと、
形成外科医が開発・監修したサプリであるということです。
「ビタミンA」は肌のコンディションを正常に保つために欠かせない栄養素です。
なのに、
「ビタミンA」は毎日浴びている紫外線によって破壊され、減少してしまうのです。
補給しなければ勝手に減っていく「ビタミンA」。
「ビタミンA」を多く含む食品もコレステロール値が高めだったり、
限られた時期にしかなく1年中を通して流通しているわけではない野菜もあり、
意外にも補給できていないのです。
これらのことから「バランスよく」を考えるとお薬ではなく、
サプリやクリーム・ローションでも充分補えるのです♫
長年「びはだセット」を服用されている患者様、
この機会にビタミンサプリやトラネキサム酸製剤に切り替えていただければと思います。
まずは3ヶ月、続けてみませんか⁉